FX（外国為替証拠金取引）は、馴染みのない方にとってはリスクの高い金融サービスだと思われがち。一瞬でお金が無くなったり、借金をすることになったり、というイメージが定着していませんか？
FXは、節度を持って利用すれば大きなリスクを生むことはなく、またモッピーなどのポイントサイトの案件達成を目的とした最小限の利用であれば、出費も数十円程度しか発生しません。たった数十円の出費で、数千円～1万円分以上のポイントを獲得できるなんて、魅力的ではありませんか？
今回の記事では、そんなFX案件を効率よく、そして低リスクでこなすための心得を紹介していきます！
FXの仕組み
まず、FXサービスを使用する前に、FXの簡単な仕組みについて理解しておきましょう。FXはいわゆる「証拠金取引」と呼ばれるもので、本来自分が持っていない大きなお金を動かしてトレードすることができるという特徴があります。
外国為替相場はよほど激しい相場だったとしても、通常一日に0.5パーセント前後程度しか値動きがありません。10万円を預けていたとしても、多く見積もって500円程度の増減ということになります。これではほとんどサービスの意味がないので、少ない元手でたくさんのお金を動かせる仕組みを作ろう、というアイデアがFXの根底にあると考えてください。
詳細は割愛しますが、FXはレバレッジという仕組みによって、口座に預けた金額の25倍（サービスによって差はあり）の金額を動かすことができます。要するに、10万円預けた場合、実質250万円分のお金で為替取引ができるということです。
これは言い換えると、本来自分が持っている以上の金額を取引するということでもあり、そのため許容しきれないほどの損失が発生する可能性があるのではないか、と心配に感じてしまいますよね。ですが国内のFXサービスは、ロスカットという仕組みによりある程度の損失が発生した場合には強制的に取引が終了仕組みが備わっているのでご安心ください。また、モッピーなどのポイントサイトのポイント獲得目的で使用する限りであれば、大きな損失を被る心配は一切ありませんので、ご安心ください。
ポイント目的でFXを使用する場合、損失はたったの40円！
それでもやはりFXが不安だ、という方々のためにズバリ言ってしまいましょう。ポイント稼ぎ目的のためにFXを使用する場合は、損失はたったの40円しか掛かりません！タイミングや、案件によって多少の差はありますが、いずれにせよ数十円程度しかかからない、と考えていただいて問題ありません。
「買ってすぐ売る」手法によって、1万円を楽々獲得！
どういうことかというと、先ほどお伝えした通りFX取引において急な相場変動はめったに発生しません。そのため、例えば日本円を米ドルに交換して（買い注文）すぐに米ドルを日本円に交換しなおせば（売り注文）、ほとんど利益も損失も生まないまま、「1往復」分の取引を達成することができるというわけです。
そして多くのFX案件がポイント獲得条件を1万通貨の往復取引と定めているため、この1セットの取引で条件達成となります！その際、1通貨単位あたり0.2銭（サービスによって差があり）のスプレッド(手数料）が取られるため、1万通貨分の取引で20円の手数料が、そして往復取引で40円の手数料が発生する形となります。
本来、FXでお金を稼ごうと思うと、しっかり相場を見極めながら買い注文・売り注文のタイミングを調整する必要があるため、買ってすぐ売るという手法は手数料だけがかかる形になり全く意味がありません。ですが、今回はあくまでポイント目的での利用。条件達成さえしてしまえば良いので、むしろ買ってすぐ売る手法はリスクを最小化するための方法としてとても有効だといえます。
FX案件を選ぶうえで注意すべきポイント
とはいえ、すべてのFX案件がたった数十円の出費で済むかというとそうではありません。下記のポイントに注意して、なるべく楽に達成できそうな案件を選んでみましょう。
1. 必要最小取引数量をチェック
まず、取引条件である最小取引数量を、見極めましょう。お勧めの案件は1万通貨単位取引の案件です。
1万通貨単位とは、米ドルに置き換えると10,000ドルのことを表します。10,000ドルと聞くとかなり多い印象を受けるかもしれませんが、先ほどの説明の通り25倍のレバレッジが掛かるため、入金が必要な元手は5万円程度で問題ありません（もちろんこの5万円は、手数料以外の大部分がちゃんと後で帰ってきます！）。
先ほどの説明の通り、「1万通貨単位」の往復取引を行うと、手数料が合計40円掛かります。これが代わりに「10万通貨単位」となっていた場合は、手数料は合計400円となり、「100万通貨単位」となっていた場合は合計4,000円となります。
FX案件のポイントが数千～1万ポイント以上であることを考えると、「10万通貨単位」くらいの条件でも全然安心して元が取れますが、初心者の場合はまずは最も簡単な「1万通貨単位」案件からチャレンジしてみましょう。
2. 取引条件が「Lot」表記の場合は通貨単位に換算
上記の必要最小取引量が「通貨単位」ではなく「Lot」という表記となっているケースがあります。「Lot」とは、1取引あたりの最小取引数量を表すため、1Lot = 1万通貨単位であるケースがほとんどですが、まれに小口での取引を売りとしているサービスなどでは1Lot = 1000通貨単位として定められているケースがあったり、逆に1Lot = 10万通貨単位であるケースもあるので、各サービスの規約などをしっかり読んで判断しましょう。
例えば上記の「みんなのFX」の例の場合は1Lot = 1万通貨単位と決められているサービスのため、必要取引量「60 lot」は往復60万通貨単位ということになり、およそ1200円（20円 x 60取引）の手数料が発生する、という試算を行うことができますね。
※ちなみに、「新規」とは新規取引のこと。「往復」とは新規取引と決済取引を合わせた往復取引のことを表します。例えば日本円を米ドルに交換した場合、まず新規取引によって米ドルを取得します。ですが、この状態だとお金を日本の銀行に出勤することができないので、最終的には米ドルを日本円へ戻す必要がありますよね。そのための取引を決済取引と呼び、この一連の流れをセットで往復取引と呼びます。
3. スプレッドを確認
また、取引時には数十円程度の手数料（スプレッド）が掛かることについてはすでに説明した通りですが、サービスによっては百円程度のスプレッドが発生することもあります。スプレッドが低いか高いかを判断するために、利用を検討しているFXサービスのスプレッド一覧を確認し、米ドル／円のスプレッドがどのくらいかチェックしましょう。
一般的に米ドル／円のスプレッドが0.2銭以下であればお得なサービス（1往復取引当たり40円の手数料）ということになります。多少高くても、十分ポイントバックで元が取れる可能性はあるので、計算をした上で案件利用を検討してみてください。
4. 手動取引（マニュアルトレード）かシステムトレード（自動取引）かを確認
そして、忘れてはならない確認事項が、手動取引（マニュアルトレード）かシステムトレード（自動取引）かです。手動取引とは、これまで述べてきたような方式で、自分で好きなタイミングで取引をできるシステムです。一方システムトレードとは、機械によって自動取引を行うサービスとなるため、買ってすぐ売る手法が役立ちません。それに、万一の相場急変時に手動で取引終了することができない可能性もあり、思わぬ損失を招いてしまう可能性もあります。
もちろん、システムトレードは取引を簡略化するための画期的なサービスであることに間違いはありませんが、今回は初心者向けにポイント目的でのFX利用方法について解説しております。慣れない方々や、FXで収益化を狙いたいわけではない方々にとっては、利用を避けたほうが無難といえるでしょう。
ちなみに、システムトレードには「自動取引」のほかに「トラリピ」「ループイフダン」「トライオート」などの種類・呼び方があるのでご注意。FX案件に取り組む前に、一度下記記事をご一読いただくことをお勧めします。
その他注意点：取引のタイミング
また、各案件とも注意点として、FX取引を行う場合は平日9時～17時の間に限定するようにしましょう。時間外は取引自体を受け付けていなかったり、もしくはスプレッドが高額になってしまうためです。
結局お勧め案件は？
色々と長く説明してきましたが、中々文章だけでは理解が難しいですよね。そんな方々のために、一押しのお勧め案件を紹介します！
マネックス証券「FX PLUS」なら、上記すべてのチェックポイントを満たしており、とても手軽に高額ポイントをゲットすることができます。時期によってポイント数が増減するので、9,000ポイント以上になっているタイミングを見計らってトライしてみてください！
いかがでしたでしょうか？
今回は、FX案件を効率よく、そして低リスクでこなすための心得を紹介してきました。
FX（外国為替証拠金取引）は、馴染みのない方にとってはリスクの高い金融サービスだと思われがちですが、節度を持って利用すれば大きなリスクを生むことはなく、またポイントサイトの案件達成を目的とした最小限の利用であれば、出費も数十円程度しか発生しません。たった数十円の出費で、数千円～1万円分以上のポイントを獲得できるなんて、魅力的ではありませんか？是非チャレンジしてみてください！
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