ペイパルが凍結しても安心!安全&おすすめの代替オンライン決済ツール3選【2023年最新情報】

個人事業主から法人まで、規模を問わず決済ツールとして人気を博してきたPayPal(ペイパル)。ですが、以前も紹介した通りペイパルはなぜか明確な理由なくアカウントを凍結&資金を没収する奇行を取ることでも知られ、最近はオンラインビジネス事業者の間では敬遠されてきています。

www.moppyjuku.net

筆者自身も、過去にペイパルアカウントが永久利用停止・資金全額没収されたことがアリ。最終的には交渉の末何とか凍結解除&資金返金していただく事ができましたが、それ以来トラウマでPayPalは一切使用していません。例え現在ペイパルが問題なく使用できている事業者であっても、いつどんな理由でアカウントが停止するか分からないですし、せっかく売り上げた利益が不当な理由で没収されてしまってはたまったもんじゃないですよね。

そこで、今回はペイパルに代わる、安心・安全なオンライン用決済ツールを3つほどお勧めさせていただきます!

オススメ決済ツールその①:Square(スクエア)

squareup.com

まずはアメリカの会社「Block, Inc.」が提供するサービス「Square(スクエア)」から。2009年にスタートしたサービスで、最近は日本でも徐々にポピュラーになりつつあります。カフェや個人商店などで導入されているイメージが強いですが、実店舗を持たないオンラインビジネスでももちろん使用可能。オンラインビジネスの場合は専用端末の購入が不要なので、初期費用・月額ともに0円で利用できます。

手数料が発生するのは、決済があったときのみ。各種クレジットカードブランド対応で、VISA、MasterCard、AMEX、Dinersカード決済の場合は3.75%、JCBの場合は3.95%の手数料が売上金から差し引かれます。

Squareの決済手数料は、これから紹介する他のサービスと比較すると少し高めですが、それでもオススメな理由が、圧倒的にオンラインビジネスに寛容であること。法律や公序良俗を守ってさえいれば、ペイパルのように急にアカウント凍結されるような危険性は無く、また売上金は週単位で自動で振り込まれるため、そのためオンラインサービスを提供している事業者にとっても安心して利用できる点にポイントがあります。アカウント開設から最短即日で利用できるようになる点も素晴らしい点ですね!

オススメ決済ツールその②:STORES(ストアーズ)

stores.jp

次にお勧めするのが日本初のサービス「STORES(ストアーズ)」。2012年に設立した会社・サービスで、比較的歴史が浅いものの、運営会社が日本の会社というだけでも既に安心感が抜群ですね。こちらもSquareと同様に、初期費用や月額は0円で利用することが可能です。

STORESで対応しているカードブランドは、VISAとMasterCardのみ。この点はSquareに対して見劣りしますが、決済手数料は3.24%と今回紹介するサービスの中では最安値。決済で受け付けるカードブランドを絞っても影響が出ないようなサービスであれば、STORESはとても魅力的な選択肢になると言えます。

STORESの場合はアカウント開設から利用ができるようになるまで4営業日掛かるとされており、また再審査などが発生した場合は1か月以上の期間を要する可能性があります。売上金の振込スケジュールについても、週単位ではなく月単位となってしまう点が要注意です。それでも、日本の会社にサポートを受けながらビジネスを行いたい方や、可能な限り決済手数料を抑えたい方にとっては魅力的な選択肢と言えるでしょう!

オススメ決済ツールその③:Stripe(ストライプ)

stripe.com

最後に紹介するのが、こちらもアメリカ発のサービス「Stripe(ストライプ)」。スクエアと同時期の2009年にスタートし、現在は全世界でサービス展開をしている大型企業です。海外では、PayPalに代わる決済ツールとして真っ先に選択肢に上がるほど知名度が高く、また現時点では英語のみの対応ですがチャットサポートが迅速で充実していることでも知られています。

Stripeでは、VISAやMasterCard、AMEX、JCB等の主要カードブランドに加え、DISCOVERDiners Clubにも対応。また、Apple PayGoogle Payにも対応しており、より幅広い顧客層にストレスフリーに決済いただく事が可能になります。決済手数料も一律で3.6%と、STORESには劣るもののスクエアよりは安価で、バランスの取れたサービスとなっています。初期費用や年会費ももちろんかかりません。スクエアと同様に、最短でアカウント開設当日から利用できるのもありがたいですね。

ただ、ストライプの唯一の難点が、比較的アカウントが停止されやすいこと。特に、商品の発送などを伴わない、情報商材系のビジネスやサービス提供型のビジネスの場合は、何らかのタイミングでアカウント停止となってしまう恐れがあります。

それでも、ペイパルとは異なり、アカウント停止実行の1~2週間前に通達をしてくれて、しっかりと移行期間を設けてくれること、またその間に売上金を振り込んでくれる点については非常に良心的なサービスだと言えますね。

まとめ

ペイパルに代わる、安心・安全な決済サービスを3種見てきましたが、筆者としてはとりあえず3種とも全て登録をしておくことをお勧めします。オンラインビジネスを提供する以上、いつどんな理由でアカウント停止するか分からないですし、そんなときにバックアップツールとして複数のサービスに登録していれば速やかに移行ができ、ビジネスへの影響も最小限に抑えられますよね。

特に、この記事を読んでくれた方はペイパルに不安を感じていたり、もしくは既にペイパルアカウントが凍結してしまって困り果てている方々だと思います。そういった苦い体験から教訓を得て、複数の決済ツールを利用して盤石なビジネスを営むヒントになれば幸いです!

関連記事:

www.moppyjuku.net

LINEオープンチャット「PayPal利用停止被害者の会」開設のお知らせ

この度、ペイパルアカウント凍結に関する被害が拡大していることから、LINEオープンチャットにて「PayPal利用停止被害者の会」グループを解説しました。

被害の内容の相談、解決策や成功体験のシェアやディスカッション、そして集団訴訟に関する情報発信など、正当な理由なくアカウント凍結・資金没収されてしまった方々がお互いをサポートしあえるような場所となるよう、活性化していきたいと考えています。他の参加者とシェアしたいお話などありましたら、是非ご参加ください!

line.me